Q. | むし歯の要因は何ですか? |
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A. | むし歯は三つの要因が重なった状態のまま時間が経つと次第に進行していきます。 むし歯予防には下図の内容を定期的にコントロールすることが大事です。 |
Q. | むし歯の進行はどのようになるか? |
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A. |
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Q. | 歯周病の進行状態は? |
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A. | ■歯肉炎 ■中度歯周炎 ■重度歯周炎 |
Q. | 歯周病とは、どんな病気? |
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A. | 歯周病は歯を支える周りの組織に起こる病気です。 |
Q. | 歯のけが、口のけが、どんな場合に多いのでしょう? |
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A. |
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Q. | 歯が抜けた、折れた、欠けた時は? |
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A. |
転んだり、落ちた拍子に歯の1部分が欠けたり、折れたり、グラグラになったり、そっくり抜けてしまったりすることがあります。大人も重心を失って、あるいは酔いのために。 子供の場合、歯を支える骨がまだやわらかいので、ぶつけた拍子にポロッっと歯全体が抜けてしまうことも多いのです。こんな場面に遭遇したら、大急ぎで折れた歯を、抜けた歯を捜して、その歯を一刻も早く歯科医院に持ってきて下さい。スパッと折れた歯はそのままつぐことができますし、抜けた歯ももう一度生かせるチャンスがあるからです。ともかく一刻も早く、そして抜けた歯は乾燥させないよう保存する、というのが成功のための条件です。 ※ 抜け落ちた歯の取り扱い 汚れていたら流水で汚れを落とし(根にはなるべく触らないように)、元の位置に戻すのが最も良いですが、もしも抜け落ちた歯があれば、常に湿った状態にしておいて下さい 。そのための方法として以下のいずれかに歯を入れて下さい。
日本歯内療法学会 Japan Endodonic A ssociation 2003
年11月 |
Q. | 転んでスポッと抜けましたけど? |
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A. |
9歳の男の子です。K君は転んで前歯を強く打ち、歯が取れてしまいました。その歯を拾って急いで受診してくれたので抜けた穴に歯を戻して再植術といいもう一度歯の命を蘇らせることができるのです。 再植術成功のためには、次のようないくつかの条件を満たす必要があります。
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Q. | ぶつけられたけど、何ともない? |
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A. |
Sチャンは6年前、お母さんが運転する車の助手席にいて不幸にも交通事故に遭ってしまったそうです。その時、不都合もないのでそのままにしておいたところ、徐々に歯が黒ずんできたというのです。これはレントゲン写真を撮ってみてみると、歯の根の先に異常のあることがわかりました。これは歯の神経が死んでしまったためにできた現象で変色や鋭い痛み、根の先に膿みがたまるなどの症状となって表れます。ひどくぶつけたような歯は、そのときに何でもなくても徐々に痛めたところが悪化していくことがあることを覚えておいて下さい。Sちゃんの場合は神経の入っていた管の治療後「歯の漂白」という処置を行って、ほとんどもとの状態に戻すことができました。
※なぜ変色するの? 強くぶつけた歯は内部の出血によりピンク色になることがあります。このピンク色の着色が消失してゆく場合には神経(歯髄)の回復が期待できます。けれども、神経が死んでしまうとその壊死産物が血液成分と結合して、硫化鉄を産生し、黒紫色に変わるので黒っぽく見えるようになります。 |
Q. | 処置後気をつけることは? |
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A. |
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Q. | 歯ブラシの目的はプラーク(歯垢)を少なくするという事 |
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A. |
・プラークの性質 ブラッシングに関連するプラークの最も困った性質はベタベタしているところです。歯の表面にベッタリでています。 糊のような性質は強固についているわけではなく、歯ブラシの毛を歯の表面で上手に働かせると簡単にとれます。 ・プラークとは 口腔内の常在菌であるストレプトコッカス、ミュータンスは砂糖と出会うとネバネバしたグルカンを作り、歯の表面にくっつきます。これがプラークです。現代の食生活をする限り人の口にも砂糖が入ります。このため、みんなプラークができています。ですからすべての人が歯を磨かなくてはなりません。このプラークが歯についたままになっていると中でできた酸が歯を溶かしはじめます。これが虫歯の始まりです。また、プラ-クは歯周炎を起こしこれが進むと歯周症になります。病気予防のためにはいつでもプラークのついていない状態に磨いておかなければなりません。歯周症の進んでいる人にとって歯磨きは重要な養生のひとつです。自分あった磨き方を見つける必要があります。少なくてもプラークの悪い影響を受けない程度に磨いておくことが必要です。 ①ブクブクしてもプラークがとれない! ブクブクうがいが役に立たないといっているのではありません。今食べた食べかすをゆすぎだす働きは十分してくれます。これがブクブクの役割です。 ②リンゴを食べてもプラークはとれない! リンゴを噛むとサクサクしていていかにもプラークがとれそうな感じがします。しかし、いったんついたプラークは食物を噛んだ摩擦ではとれません。しかし歯ブラシは落ちるのです。 ③ガムを噛んでもプラークはとれません! ④野沢菜を食べてもプラークはとれません!。 |
Q. | 高いレベルで磨くには? |
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A. | 虫歯はプラークが付着していることから始まります。この時の一番の働きがストレプコッカスミュータンスです。ストレプコッカスミュータンスは口腔内の常在菌です。従って、誰の口の中にも住み着いています。これをゼロにすることはできません。一方、砂糖の摂取も現在の食生活をする限りゼロにすることはできません。いろいろな形で使われていますから必ず誰のの口にも入ってきてしまいます。このようにみてくると歯を磨かないでよい人は一人もいないということになります。おまけに長生きになった人生80年時代に自分の歯で食べようと思えばプラークの害を受けないところまで、磨いておく必要があります。歯磨きは国民的レベルで普及しています。厚生労働省の歯科疾患失態調査では98%が歯を磨いています。それでは歯肉炎や歯周症が増えています。これは磨いても磨けないことを物語っています。誰もが磨けてなければならない時代なのに実は磨けていない。これは大問題です。どんな磨き方をしているのか、本当に磨ける磨き方があるのか、またきちんとみがけていなければ歯の磨き方を一人一人習得する必要が迫られています。 |
Q. | ブラッシングの威力 |
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A. |
・磨ければ必ずそれなりの効果が得られます。
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Q. | 歯ブラシの選択について? |
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A. | ①ストレートハンドル・・・歯ブラシの柄の部分がまっすぐになっているもの。 ②ストレートカット・・・ハブラシの刷面が平らなもの。 ③毛先が丸い・・・歯間へのあたりがやわらかい。 ④ふつうの硬さ・・・箱の表示に従います。 |