目立たずに矯正できるため人気が出ているマウスピース矯正ですが、実際にチャレンジして失敗した方も残念ながらいるようです。
この記事ではマウスピース矯正で起こりやすい失敗例の原因とできる対策について解説しています。
マウスピース矯正は失敗しても返金してもらえない可能性もあるので、注意する点やポイントを理解してから治療を開始しましょう。
また矯正費用を抑えながら、ホワイトニングができるブランドの紹介もしています。
マウスピース矯正で後悔しないためにも最後まで読み進めてみてくださいね。
種類 | キレイライン矯正 | インビザライン矯正 |
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料金 | 【都度払い】 初回料金 22,000円 2回目以降 55,000円 【コース】 4回コース 176,000円 7回コース 319,000円 10回コース 462,000円 (※) |
歯科医院によって異なる |
こんな人におすすめ | 前歯を中心とした部分矯正で リーズナブルに歯列矯正をしたい方に! |
奥歯も含めた歯列矯正がしたい方に! |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
・マウスピース矯正の失敗例と原因
・マウスピース矯正を失敗しないための対策
・失敗したときの対処法について
マウスピース矯正の失敗例7選を紹介!失敗の原因も確認しよう!
まずはマウスピース矯正の失敗例を確認しましょう。
失敗例と原因を知ることで注意でき、同じ失敗を防止できます。
また症状を感じたときに早期対処ができ、症状が重くなったり、後悔もしませんよ。
1.歯並びが元に戻った
マウスピース矯正をすると歯並びが変化しますが、矯正治療が終わったばかりの頃はまだ歯の位置が固定できておらず、可動しやすい状態です。
そのためマウスピース矯正が終了しても、1年程度は保定期間として『リテーナー』を装着する必要があります。
しかし、リテーナーの装着をしていない期間があったり、装着時間が短かったりすると徐々に後戻りしてしまうのです。
整った状態を維持したいならリテーナーを正しく装着する必要があります。
マウスピースで綺麗になった歯並びを維持するためにも、リテーナーを正しく装着するようにしましょう。
2.虫歯・歯周病になってしまった
不衛生なマウスピースの使用や、歯磨きが不十分な場合は虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
食事後に歯磨きをせず、マウスピースを再装着してしまうと、汚れや細菌が歯や歯茎に密着した状態で長時間放置されることになるからです。
またマウスピース自体が不衛生な状態でも同じ理由で虫歯や歯周病になりやすくなります。
ひどい虫歯になってしまった場合は矯正を中断して治療をすることもあります。
矯正を中断する場合は、治療期間が長くなり追加費用が必要になってしまうこともあるため、口腔内やマウスピースは清潔にしておきましょう。
3.咬み合わせが悪くなった
マウスピース矯正の適応症例は限られており、適応症例ではないのに治療を開始することで咬合不全がおこることがあります。
また矯正を始める時のシミュレーションでは、歯根部の動きまではシミュレーションができません。
そのため矯正による歯根部の動きや顎の形や動きによっては、シミュレーションの予測から外れてしまうことがあるのです。
その場合の軌道修正がうまくできず、治療を継続すると咬合不全や他のトラブルも起きやすくなります。
また、マウスピースには厚みがあるため、長時間の装着により奥歯に厚みの空洞ができ、奥歯の咬み合わせが悪くなる症例があります。
マウスピース矯正は新しい技術である点が一番のデメリットです。
症例数が圧倒的に少ない点や歯科医師の知識、経験不足により判断や軌道修正がうまくできない場合があるといわれています。
4.歯茎が下がってしまった
歯茎が下がる症状は、マウスピース矯正をしている方に多い失敗例のひとつです。
歯茎下がりの原因は強すぎるブラッシングや破損したマウスピースの装着、無理なスケジュールで早く歯を動かそうとすることなどがあります。
マウスピース矯正時はトラブル防止のためにも歯磨きが大切ですが、強すぎるブラッシングは歯茎下がりの原因になるのです。
優しく丁寧なブラッシングやフロスなどの歯ブラシ以外のアイテムをうまく活用して口腔ケアをしましょう。
また破損したマウスピースを装着していると歯茎のトラブルにつながり、歯茎下がりにつながります。
早く歯を動かしたいからといって、自己判断で期間を短縮してしまうことも歯茎下がりの原因になります。クリニックに指示された装着期間はかならず守るようにしましょう。
マウスピースを装着したときの違和感を感じるときなども早めに歯科医師に相談してマウスピースの改良をしてもらうようにしましう。
5.矯正した結果さらに歯列が悪化した
矯正をしたのに歯列が悪化するのはマウスピース矯正の最悪な失敗の1つです。
マウスピース矯正の適応でないのに、マウスピース矯正をした場合に起こる失敗になります。
マウスピース矯正の適応範囲は拡大していますが、できない症例があり、万能の矯正治療ではありません。
抜歯が多い症例や骨格性の受け口、重度の出っ歯の方はマウスピース矯正には向いていないといわれています。
マウスピース矯正には適応範囲があることを理解して、適応ではない場合は他の治療を検討するようにしましょう。
画像引用元:キレイライン矯正
6.顎が痛くなってしまった
矯正治療では見た目のキレイさとかみ合わせの良さを考える必要があります。
コンピューターによるシミュレーションでは治療による咬み合わせの予測はできません。
そのため、咬み合わせに関しては歯科医師のスキル・経験値に大きく左右されてしまいます。
またマウスピースは奥歯に負荷がかかりやすいため、顎へも負担がかかり痛みが出現しやすいのです。
見た目と咬み合わせ、両方のバランスを考慮して治療計画をしっかりと立てずに治療開始したり、治療中に修正をできなかった場合に起こるトラブルです。
7.知覚過敏になってしまった
矯正治療が進むと歯並びが整い、今まで刺激を受けることがなかった部分が刺激を受けるため知覚過敏になる可能性があります。
歯の移動による知覚過敏は一時的なもので様子を見て大丈夫です。
また、強いブラッシングなどによる歯茎下がりによって象牙質が露出し知覚過敏が起こることもあります。
この場合は歯科クリニックで象牙質をコーティングする治療がおすすめです。
失敗しないための5つの対策!
マウスピース矯正の失敗例を知ったら、次は失敗しないための対策について理解しておきましょう。
対策をしていれば、失敗して後悔することもありません。
日々の生活で少し気をつければOKなことばかりで、難しくないため参考にしてくださいね。
1.実績のある歯科医師に担当してもらう
日本では歯科医師であればマウスピース矯正の治療ができる仕組みになっています。
しかし、矯正治療には専門的な知識や経験も必要で、シミュレーションだけでは適切な治療計画を立てるのは難しい場合もあるのです。
またマウスピース矯正は比較的まだ新しい治療法のため、歯科医師の経験・技量によって仕上がりにも差が出る可能性が高い治療法でもあります。
思わぬトラブルや失敗を防ぐためには、矯正歯科治療の症例数が多い歯科クリニックや、日本矯正歯科学会認定の「臨床指導医」に担当してもらうのがおすすめです。
とくに臨床指導医の資格条件の中には認定医として10年以上の経験があることが必要とされています。
臨床指導医の資格を取得している歯科医師がいるクリニックを選べば、トラブルも未然に防ぎやすいでしょう。
2.自分の歯の状態と正しい知識を知る
マウスピース矯正の適応範囲は決まっており、骨格性の受け口、重度の出っ歯、抜歯が必要な方などの場合は適応にならない場合があります。
また虫歯や歯茎のトラブルがある場合も治療を優先してからの施術になります。
マウスピース矯正の適応ではないのに無理に治療を開始した場合の主な失敗例は歯並びの悪化です。
まずはクリニックで自分の歯や顎、口腔の状態を診察してもらいマウスピース矯正ができるのかを確認してもらいましょう。
そして、マウスピース矯正が適応できる場合のみ治療を開始するようにすれば後悔がありません。
マウスピース矯正は全国に提携クリニックがあるキレイライン矯正がおすすめ
キレイライン矯正は全国の提携クリニックで治療が可能で、目安の費用は約21~38万円(税込231,000~418,000円)。
初回お試しや、クリニックによっては分割払いも用意されています。
キレイライン矯正は前歯上下12本を中心とした部分矯正になるため価格もリーズナブルに始められるのです。
また治療期間も保定期間を除けば、短くて5ヶ月程度の短期間で終わる方もおり、矯正による負担も抑えられるのが特徴になります。
※治療期間には個人差があります。
さらに魅力的なポイントとしてマウスピース矯正をしながら、ホワイトニングも可能な点です。
ホワイトニング剤最低1本が矯正費用に含まれています。
※16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。そのため、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。
リーズナブルに歯並びを整えたい、ホワイトニングもしたいという方にキレイライン矯正はおすすめです。
画像引用元:キレイライン矯正
3.マウスピース・リテーナーの装着、通院をしっかり行う
マウスピースやリテーナーは1日20時間以上の装着が必要です。
装着時間を守らないことで、治療期間の延長や後戻りの原因になります。
また決められた期日に通院をし、マウスピースの交換をすることで計画通りの治療期間で終了できる可能性が高まります。
治療期間が延長することで必要になる費用が増え、失敗にもつながりやすくなるので、装着時間の遵守や通院はしっかりしていきましょう。
4.マウスピースの交換・手入れを定期的に行う
マウスピースは定期的に交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。
交換を行わないと歯並びを良くすることができず、また同じマウスピースを使い続けることで不衛生にもなりやすいです。
マウスピースが不衛生だと歯肉炎や虫歯にもつながりやすくなるため清潔に保つ必要があります。
日々の手入れをしっかりして、通院でマウスピースの交換をすることで失敗例のようなトラブルも防止可能です。
5.口の中の衛生状態を保つ
マウスピースは1日の大半の時間を装着しているため、口腔内の衛生状態は重要です。
口腔内が不衛生だと口内炎や歯肉炎、虫歯などのトラブルにつながりやすくなります。
飲食後は必ず歯ブラシやフロスなどのアイテムを使用して、口腔内を清潔に保ちトラブルを防いでいきましょう。
もし失敗したときの対処法はどうする?
マウスピース矯正では気をつけていても、器具の破損や、口腔トラブルなどが起こってしまう場合もあります。
そんな困ったときの対処法について紹介しますので参考にしてください。
まずは歯医者に相談に行こう!
トラブルや異変を感じたときには担当の歯科医師に相談するのが一番重要です。
痛みや違和感を感じる場合は症状について、詳しく説明するようにすると歯科医師も対応しやすくなります。
万が一、咬み合わせの悪さや歯並びの悪さを感じ、歯科医師からの説明に納得できない場合はセカンドオピニオンもおすすめです。
セカンドオピニオン時には自分の診療記録なども必要になるため、担当の歯科医師に相談する必要がありますが、納得して治療ができます。
マウスピース矯正を成功させよう!
マウスピース矯正は目立ちにくく矯正ができるため人気の矯正ですが、ブランド選びを失敗すると期待した効果を得られない場合があります。
そして保険が適用されない自由診療のため費用が高額になりやすく、途中で解約しても返金されないケースもある治療です。
そのため、ブランド選びをしっかりしないと思わぬ後悔にもつながります。
マウスピース矯正をしたい場合はキレイライン矯正がおすすめです。
全国のクリニックと提携しているため、経験が豊富な歯科医師がいるクリニックを探しやすく、前歯上下12本を中心とした部分矯正のため費用も全顎のマウスピース矯正よりリーズナブルに施術できます。
また矯正治療をしながらホワイトニングができる点も魅力的です。
気になる場合は一度相談しに公式サイトから初回検診の予約申し込みをしてみてください。
初回検診時の契約は必須ではないため気軽に悩みへの相談もしやすく、いまの歯の状態もしっかりと確認できますよ。
この記事が参考になれば幸いです。
画像引用元:キレイライン矯正